津高図書館 - この本こんなの!(本の感想)

兇人邸の殺人

今村昌弘/著 東京創元社 20210729 913.6/イ

『魔眼の匣の殺人』から数ヶ月。二人が潜入した先に待っていたのは“異形の存在”による殺戮だった! 大人気シリーズ待望の第3弾!

ただのハッピーエンドで物語を終わらせるのではなく、何かしら心に苦く残るものがあるので読み終わった後の余韻がやばい。伏線張られすぎて感動!


今村昌弘さんの殺人シリーズはずっと読み続けているが、今回の第3弾は第1,2弾と違い、ラストに滴がポタリと落ちるような悲しくも静かな感動があった。