津高図書館 - この本こんなの!(本の感想)

日本の「食」は安すぎる : 「無添加」で「日持ちする弁当」はあり得ない

山本謙治/著 講談社 2008/3 588.09

安さだけの追求が、食品偽装を引き起こす。タブーを犯さなければ生産者は生きていけない。食品偽装の根源に迫る。本物には、必要な「適正価格」がある。買い支えよう、日本の素晴らしい食を。

安全性は目に見えないだけに、ついつい値段につられて安いものを買いがちになりますが、健康のため、おいしさのため、日本の農業のため、支払うべき対価は支払うべきですネ。私もおいしいお豆腐を食べてから、少々高くてもおいしいものを買っています。作る人の手間も考えたら、安さだけに価値をおかないことが大事なんですね。


まさに読みたかった内容の本だった。